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備中松山城、6月1日再開へ準備 天守内部など消毒、清掃

天守内部の手すりを消毒する市職員
天守内部の手すりを消毒する市職員
券売所には適正な距離を保つよう呼び掛ける張り紙を掲示した
券売所には適正な距離を保つよう呼び掛ける張り紙を掲示した
 新型コロナウイルスの感染防止のため休城している備中松山城(高梁市内山下)が6月1日から再開されるのを前に、地元の観光関係者らが29日、天守と周辺施設の消毒や清掃を行い、観光客を迎える準備を整えた。

 市職員や市観光協会のスタッフら12人が参加。国重要文化財の天守内部では、人の手が触れやすい柱や階段の手すりを中心に、消毒効果があるとされる次亜塩素酸水を霧吹きで吹き付け、布で拭き取った。

 本丸入り口にある券売所には、入城時にマスク着用を義務付けるとともに、適正な距離を保つよう呼び掛ける張り紙を掲示。飛沫(ひまつ)感染のリスクを下げるため、事前にビニールシート製の仕切りを設けた窓口にはアルコール消毒液と入城客を検温するための非接触式の体温計を配備した。

 同城は4月10日から天守と本丸を閉鎖していた。6月1日から通常通り(午前9時~午後5時半)開館する。猫城主として人気の雄猫・さんじゅーろーは、感染を避けるため、当面接触を禁止する。

 市産業観光課の相原英夫課長代理は「高梁のシンボルでもある城の再開で地域が少しでも明るくなればうれしい。入城客には予防を徹底して楽しんでほしい」と話した。

(2020年05月29日 18時09分 更新)

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