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日産、6712億円の赤字 コロナで苦境、回復困難

 オンラインで決算と中期計画について説明する日産自動車の内田誠社長兼CEO=28日午後 
 オンラインで決算と中期計画について説明する日産自動車の内田誠社長兼CEO=28日午後 
 日産自動車が28日発表した20年3月期連結決算は、最終的なもうけを示す純損益が6712億円の赤字(前期は3191億円の黒字)に転落した。主力の日米市場での販売不振に加え、コロナ流行に伴う需要減が打撃になった。新中期経営計画も示し、世界の生産能力を海外2工場の閉鎖などで2割削減すると発表。このリストラ関連費用6030億円が発生し、前会長カルロス・ゴーン被告が改革を断行した00年3月期(6843億円)に迫る巨額赤字となった。

 21年3月期の業績予想は未定とした。自動車主要8社の4月の生産がコロナで前年同月比60・9%減と苦境に立つ中、業績の回復は容易でない。

(2020年05月28日 21時30分 更新)

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