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豪雨の記憶継承を 平島小に石碑 岡山・東区 地元連合町内会が建立

平島小に建立された西日本豪雨を記録する石碑
平島小に建立された西日本豪雨を記録する石碑
 西日本豪雨で旭川水系の砂川の堤防が決壊し、住宅約2千棟が浸水した岡山市東区平島地区の連合町内会が、被災の記憶を継承するための石碑を平島小(同東平島)の校庭に建立した。

 石碑は15センチ四方、高さ1・2メートル。地面から70センチの高さに線を引き、被災当時の水位を記録。「平成三十年七月七日西日本豪雨災害」と日付も刻んでいる。水位は、校舎と体育館の壁に残る浸水の痕跡を基に割り出した。先月、現地に設置した。

 同小は豪雨で校舎や体育館が浸水した。6年の児童(11)は「股下くらいの深さ。こんなに水が来ていたなんてあらためて驚いた」、別の児童(11)は「石碑を見ると泥だらけになった家を思い出す。いずれ豪雨を知らない人が入学したら、水害を乗り越えて今の学校があると知ってもらいたい」と話す。

 連合町内会の細川剛史会長(69)は「被災から年月が過ぎると記憶が薄れてくる。石碑で災害を思い出し、避難ルートの確認など災害に備えてほしい」と願っている。

(2020年05月27日 20時48分 更新)

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