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瀬戸内・明徳小跡地にIT企業 専門学校代表者ら立ち上げ

明徳小跡地に開業した「日本ITシステム」のオフィス
明徳小跡地に開業した「日本ITシステム」のオフィス
 明徳小跡地(瀬戸内市邑久町本庄)で、ソフトウエア開発会社「日本ITシステム」が開業した。外国人や地方への移住を検討している優れたIT人材を確保・育成しながら、首都圏の企業が地方企業に業務を委託する「ニアショア開発」の受注を獲得。5年後には売上高12億円、従業員160人体制を目指し、地域経済の発展に寄与する。

 専門学校・日本ITビジネスカレッジ(瀬戸内市邑久町尻海)やアプリ開発のBit(岡山市)の代表者らが昨年10月、旧明徳小校舎の1教室を賃借し、株式会社を立ち上げた。近く同学校の卒業生3人を雇用し、スマートフォン向けアプリのプログラミングや電子商取引(EC)サイトのシステム構築などを手掛ける予定。

 国内のIT大手は従来、海外に仕事を発注する「オフショア開発」を展開してきたが、言語や習慣の違いもあり、ニアショアが見直されている。一方、先端技術を用いて社会の在り方を変えるデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しているが、業界は深刻な人材不足。優れた人材の受け皿にと、日本ITシステムの開業を決めた。

 専門学校運営の学校法人・せとうちの田中旬一理事長と山下忠義・Bit社長は「ITは地方の経済成長にとっても鍵となる。優れた技術者を確保し、持続的な地域の発展に貢献したい」と話している。

 4月に開所式を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止した。

(2020年05月26日 14時35分 更新)

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