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学生支援で共用オフィスを無料提供 岡山・北長瀬エリアマネジメント

新型コロナ対策として学生に無料提供している共用オフィス
新型コロナ対策として学生に無料提供している共用オフィス
 一般社団法人・北長瀬エリアマネジメント(岡山市北区表町)は、複合商業施設ブランチ岡山北長瀬(同北長瀬表町)内で運営するコミュニティースペース「ハッシュタグ」の共用オフィスについて、学生向けに無料提供を始めた。公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」など通信環境の整った部屋を用意し、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの授業を余儀なくされている学生らを支援するのが狙い。

 県内に住む大学・大学院生や短大生、専門学校生、高校生を対象とする。オンライン授業や、自宅での自主勉強で集中できない時などの利用を想定。通常は2時間600円だが、対象者は当面無料にする。

 共用オフィスは広さ45平方メートルで20席ある。現在は新型コロナへの感染を防ぐため間隔を空け、テラスを含めて13席にしている。飲食物の持ち込みは自由で、充電器やイヤホン、タブレット端末「iPad(アイパッド)」も無料で貸与する。

 利用時間は午前9時~午後9時。希望者はハッシュタグの公式サイトにある専用フォームに氏名や学校名、理由などを記入して事前登録し、当日は学生証を持参すれば利用できる。

 岡山市内のNPO職員らが4、5月、新型コロナによる収入への影響を学生にアンケートしたところ、回答者250人の約7割がアルバイト先が完全休業か出勤日数が減少したと答えた。多くの学生の収入が減っているとみられ、今回の取り組みは通信費や機器購入にかかる学生の負担を軽減する狙いもある。

 同マネジメント理事の新宅宝さん(31)は「学習だけでなく、オンライン環境が必要なアルバイトに使ってもらってもいい。学生の悩みや不安が少しでも軽減されるようサポートしたい」と言い、今後はアルバイト情報の提供なども検討していくという。

(2020年05月26日 11時17分 更新)

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