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矢掛町 古民家を新たな観光施設へ 道の駅開所に合わせ20年度内に

矢掛町が観光施設として活用する古民家=同町矢掛
矢掛町が観光施設として活用する古民家=同町矢掛
矢掛町 古民家を新たな観光施設へ 道の駅開所に合わせ20年度内に
 矢掛町は、町中心部の矢掛商店街にある古民家を活用し、新たな観光施設を整備する。近くで来年3月に予定される道の駅「やかげ宿(仮称)」の開所に合わせ、年度内にオープンさせる考え。道の駅の利用者を商店街へ引き込む呼び水の役割を目指す。

 古民家は江戸末期から明治初期にかけて人馬を手配した問屋の家で、1880(明治13)年の建築とされる。町は昨年8月、主屋(おもや)(木造2階延べ約230平方メートル)など4棟と土地(約640平方メートル)を所有者から計約2900万円で取得した。

 活用するのは白壁と虫籠(むしこ)窓の外観や内部の和室が風情を醸す主屋。構想では観光客をもてなす「応接間」をコンセプトに、町並みを案内する観光ガイドが常駐し、江戸期に宿場町として栄えた一帯の歴史を伝える資料も置く。魅力を高める他の要素も検討している。

 2020年度一般会計当初予算で改修費5千万円などを確保しており、今後実現に向けた具体的作業に入る。

 道の駅は子どもの遊び部屋などを備える一方、物産や飲食コーナーは設けず利用者を商店街に誘導する計画。利用者から見ると、数十メートル北にある新施設が商店街の玄関口に当たる。町は「新たな施設を歴史や文化、グルメなど矢掛の魅力をたっぷり紹介できる拠点にしたい」としている。

(2020年05月24日 21時46分 更新)

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