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コロナ禍での試合、練習 留意を 岡山県サッカー協がマニュアル

新型コロナウイルス感染防止を狙いに岡山県サッカー協会が作成したマニュアル
新型コロナウイルス感染防止を狙いに岡山県サッカー協会が作成したマニュアル
コロナ禍での試合、練習 留意を 岡山県サッカー協がマニュアル
 岡山県サッカー協会は、新型コロナウイルスの感染が収束しない中、安全に配慮して試合や練習を行う手順についてまとめたマニュアルを作成した。J2ファジアーノ岡山と連携した取り組みで、感染予防のための留意点を細かく定めてあり、日々の行動を記録する用紙や健康状態のチェックシートも用意した。県協会のホームページで公開しており、他競技での活用も呼び掛けている。

 ファジアーノが練習時などの感染リスク低減の基準としているJリーグ策定の手引を参考にした。クラブチームや学校部活動での利用を想定し、地域の実情に合わせた内容を盛り込んだという。

 マニュアルは密閉、密集、密接の「3密」を回避することを基本とし、ベンチやロッカールーム、移動バスなどリスクが高まる場面を具体的に挙げている。練習や試合の際に選手が注意すべきポイント、運営側の確認事項は合わせて約100項目あり、得点後にハイタッチしない▽飲料ボトルの使い回しをしない▽集合時は選手同士の距離を広めに取る―など分かりやすく一覧表にしている。

 行動記録用紙は万一に備え、毎日の訪問先や移動手段、接触者などをメモすることができ、チェックシートには日々の検温結果や健康状態を記入できる。これらを冊子にまとめ、県協会に登録している子どもから大人までの約1万5千チームの代表者に配布した。

 県協会副会長を務めるファジアーノの鈴木徳彦代表・ゼネラルマネジャーが「地元サッカー界のために知恵を絞ろう」と呼び掛け、3月下旬にマニュアル作りをスタートさせていた。地方協会とプロチームが協力してコロナ対策に乗り出すのは珍しく、県外の競技関係者から問い合わせが相次いでいるという。

 県協会は「サッカーに限らず他の競技でも応用できる部分は多いはず。感染防止のために役立てていただければ」としている。問い合わせは県協会(086―227―5653)。

(2020年05月24日 15時36分 更新)

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