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市議への恐怖心から臨時職員雇用 赤磐百条委、元教育次長が証言

 赤磐市教委が給食配送業務で必要ない臨時職員を雇い、不正に賃金を支払うなどした問題を巡る市議会調査特別委員会(百条委員会)が21日開かれた。一連の雇用に深く関わった当時の教育次長は、雇用を仲介した特定の市議に対する恐怖心から行ったと証言した。

 元教育次長は、勤務が1度もなかった「予備要員」を市議の仲介で任用した経緯について「議員に日ごろから恐怖心を持っていた。(市議は)総務文教委員長で、断ると業務に支障が出ると思った」と述べた。

 市議も証言に立ち、臨時職員との金銭授受について「個人的には受け取っていない。(複数の臨時職員が利用していた)事務所のトイレの水洗・洋式化、ごみの片付けなど、私が立て替えた経費分は受け取った。事務所の維持や飲食に伴う金は預かった」と語った。

 百条委はこの日までに行った計15人の証人喚問の内容などを中間報告にまとめ、6月定例市議会で公表。特定の市議と、臨時職員らの間で食い違っている証言の調査を続ける。

(2020年05月21日 22時23分 更新)

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