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大変な時にごみの収集ありがとう 岡山市の集積所に感謝の手紙

岡山市環境局岡南事業所に掲示された手紙
岡山市環境局岡南事業所に掲示された手紙
 <大変な時にありがとうございます>―。家庭ごみを収集する作業員に感謝を伝えるこんな手紙が、岡山市内の集積所で相次いで見つかっている。新型コロナウイルス感染症の影響で家で過ごす時間が長くなり、全国的にごみの量が増える中、業務に当たる作業員にエールを送っている。

 同市環境局によると、4月下旬、作業員が集積所の壁やごみ袋に「いつもありがとう」などと書かれた手紙が貼り付けられているのを発見。同様の手紙はその後も見つかり、これまでに市が直営で収集している集積所だけで約20通を確認した。委託業者分を含めるとさらに増えるという。

 同局岡南事業所(同市南区豊成)では、15通を持ち帰り掲示している。ごみには使用済みのマスクや鼻をかんだティッシュも含まれるなど、作業員は感染リスクと隣り合わせとあって、ある作業員は「不安を抱えながらの作業だけに、皆さんの気持ちがうれしい」と話す。

 きちんと分別されていなかったり、袋の口が開いたままになっていたりすると、作業員がごみに直接触れることにもなるため、同事業所の黒住卓司所長(59)は適切なごみ出しを呼び掛けた上で、「市民が気持ち良く生活できるよう、手紙を励みに今後も収集に当たりたい」としている。

(2020年05月16日 19時55分 更新)

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