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B’zファン聖地の書店閉店へ 津山のコスモ ポスターや看板設置

B’zがリリースした作品を紹介する看板
B’zがリリースした作品を紹介する看板
稲葉さんの直筆サイン入りポスターなどが飾られている特設コーナー
稲葉さんの直筆サイン入りポスターなどが飾られている特設コーナー
 津山市出身で人気ロックバンド「B’z」のボーカルを務める稲葉浩志さんの直筆サイン入りポスターを飾った特設コーナーを設けている「ブックセンターコスモ津山店」(川崎)が17日、閉店する。リリース作品を紹介する大型看板でも知られ、ファンらに親しまれてきたスポットが、27年の歴史に幕を下ろす。

 ブックセンターコスモは全秦通商(鍛治町)が市内外で3店舗を経営。国道53号沿いに位置する津山店は1993年の開店で、近くにある稲葉さんの実家・イナバ化粧品店(川崎)などとともにファンの聖地としても知られる。

 売り場に設けた特設コーナーは、2017年に市内で開催されたB’zの凱旋(がいせん)ライブに合わせて拡充。ポスターはサイン入りのものを含め20枚以上、サイン色紙や雑誌なども展示している。

 二つある看板(縦2メートル、横4メートル)は、インパクトのあるものを作って集客につなげようと、20年ほど前に店舗外に設置した。CDアルバムやDVDなどの作品がリリースされるたび、古い方から順番に張り替えてきた。

 多くの地元住民やファンらが訪れてきたが、近年はインターネット通販や電子書籍の人気などで書店業界を取り巻く状況が厳しく、閉店を決定。店には「寂しくなる」「これからB’zのCDはどこで買えばいいの」など、惜しむ声が多数寄せられているという。

 錦織覚店長(48)は「長い間、B’zファンを中心にご利用いただいていたが残念。ただ、稲葉さんに関する品は地元の津山に残しておきたい」と話しており、ポスターや色紙、看板などは市内の展示してもらえる場所へ寄贈することを検討している。

(2020年05月15日 19時06分 更新)

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