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高梁高生有志が手作りマスク寄贈 市に50枚 学んだ技術で地域貢献

高梁高家政科の生徒有志が手作りした布マスク
高梁高家政科の生徒有志が手作りした布マスク
 高梁高家政科(高梁市内山下)の2、3年生有志が布製マスク50枚を製作して12日、同市に贈った。新型コロナウイルスの影響でマスクが入手しにくい状況が続く中、学んだ技術で地域に貢献しようと、臨時休校期間を利用して手作りした。

 実習で使う布を材料に鼻と口がすっぽりと納まる立体型。表側は花柄や水玉などの模様を入れ、裏側は肌触りの良いさらしを用いてミシンや手縫いで仕上げた。一枚ずつ包装して校章シールを貼り「コロナウイルスの一日も早い終息を願っています」と印字したカードも添えている。

 生徒たちは休校前の実習で自分用のマスクを製作。その後も「マスクを困っている人に作りたい」と声が上がり、4月下旬の登校日で有志を募集した。約30人が手を挙げ、材料を自宅に持ち帰って作った。

 この日は、代表で3年の女子生徒2人が市役所を訪れ、近藤隆則市長にマスクの一部を手渡した。近藤市長は「高校生らしいデザイン。皆さんの思いをしっかり届ける」とお礼を述べた。

 「地域の力になれることはないかと考えて作った」と山口さん。杉本さんは「大切に使ってもらえたらうれしい」と話した。

 マスクは市内福祉施設に配る。高梁文化協会も13日、会員手作りの布マスク100枚を市に贈る予定。

(2020年05月12日 18時47分 更新)

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