山陽新聞デジタル|さんデジ

高梁市小中学校は授業継続 新見、吉備中央は臨時休校へ

 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言の対象地域に岡山県内が含まれたことを受け、高梁、新見市、吉備中央町は17日、対策本部会議などを急きょ開き、対応を協議した。小中学校は高梁が感染予防を徹底した上で授業を継続する一方、吉備中央は22日~5月6日、新見は21日~5月10日の臨時休校を決めた。

 高梁市は、市内に感染者が出ておらず、教育機会の保障や休校に伴う子どものストレスなどを考慮して継続が妥当と判断した。休校は、県の要請があった場合のほか、対策本部で定めた基準に従って児童生徒や教職員に感染者が出た時は学校単位で実施する。中学校の部活動は当面休止する。

 市主催のイベントは秋までの中止を決め、実行委形式で市が運営に協力するといった場合も自粛する方針。近藤隆則市長は「各校は感染予防に十分配慮しており、休校よりも子どもに目が行き届いて安全と考えた。不要不急の外出や県外からの里帰りは避けてもらうよう協力をお願いしたい」と話した。

 吉備中央町は町立10小中学校で休校する。休止する町施設に天体観測・宿泊施設「アストロコテージガリレオ」(下加茂)などを追加。屋内公園「キッズパーク」(吉川、休止中)に併設されたきびプラザ(同所)の大型遊具と水遊び場は開園を先送りした。

 新見市は、全22小中学校が臨時休校となる期間、12の放課後児童クラブ、13の公立保育所・認定こども園・幼稚園も休止・休園する。家庭で過ごせない児童は全17小学校で市が設置する直営クラブで対応し、家庭保育ができない園児は各園で受け入れる。18の公民館も同じ期間休館する。

 池田一二三市長は「保護者に大変な迷惑をお掛けするが、健康と生命を守るため理解いただきたい」と述べた。会議後の緊急校長会では教員の家庭訪問で子どもたちのケアに務めることなどを確認し、城井田二郎教育長が「休校中に子どもたちが心を安定させて生活できるよう、声を掛けて和らげてほしい」と呼び掛けた。

(2020年04月17日 19時15分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ