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春の岡山県高校野球 初の中止に 無観客開催目指すも断念

春の岡山県高校野球大会の中止を決めた県高野連の理事会=岡山市
春の岡山県高校野球大会の中止を決めた県高野連の理事会=岡山市
 岡山県高野連は16日、岡山市で理事会を開き、5月2日に開幕予定だった春の県大会の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県内の大半の学校が5月上旬まで休校となるため。記録が残る1948年以降、中止は初めて。

 県高野連は出場校を決める地区予選の開始を例年より約1カ月遅い今月25日に延期。県大会も春の中国大会(中止)のために確保していた球場を使い、5月31日を最終日とする日程に変更し、無観客での開催を目指したが、状況が好転せず地区予選とともに断念した。

 既にほぼ全ての都道府県で春の大会が中止や打ち切りとなっている。県高野連の多田一也会長は「もっと早く決断すべきだった。球児は夏の大会があると信じて、今の環境の中で最善を尽くしてほしい」と話した。

 春の大会は、夏に向けて戦力の底上げを図る貴重な機会。昨秋の県大会覇者・創志学園の長沢宏行監督は「冬に頑張った子どもにチャンスを与え、フォローに回る選手にとっては区切りの意味がある。かわいそうだが、仕方がない」と受け止めた。

 例年は、春の県大会の8強が7月の全国選手権岡山大会のシード校となる。今年の対応については5月の大会運営委員会で協議する。

 軟式の春季県大会(今月25、26、28日)も中止が決まった。

(2020年04月16日 21時31分 更新)

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