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菜の花満開、輝く黄金の“海原” 高梁・夫婦岩近くの遊休農地

鮮やかに輝く満開の菜の花
鮮やかに輝く満開の菜の花
 高梁市成羽町布寄の景勝地「夫婦(めおと)岩」近くの遊休農地で、地元住民団体が育てた菜の花が満開を迎えた。丘の上一面に広がる黄色い花の海原が春本番の日差しに輝きを増し、山里に彩りを添えている。

 標高約400メートルの絶壁に寄り添って立つ巨岩のPRにつなげようと「高梁夫婦岩の会」が毎年約70アールの休耕畑跡で栽培。吉備国際大(伊賀町)の学生と昨年10月にまいた種は、暖冬の影響で例年より1カ月近く早く、3月に入って開花した。

 春を謳歌(おうか)するように辺りをモンシロチョウがひらひらと舞い、無数に咲く花から花へとミツバチが羽音を立てて飛び回る。会員が畑に掲げたこいのぼりも風をはらんで元気よく泳ぎ、のどかな光景が広がる。今月末まで楽しめるという。

 同会が満開時期に毎年開催していた「菜の花まつり」は新型コロナウイルスの感染防止のため中止。杉田淳一会長(64)は「まつりの中止は残念だが、新型コロナウイルスに関係なく菜の花は今年もきれいに咲いてくれた。自然の美しさが癒やしになっている」と話している。

(2020年04月15日 17時19分 更新)

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