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高梁市が観光・文化施設を休止 5月6日まで美術館など15施設

備中松山城のふいご峠駐車場で、入城の一時休止を知らせる看板を設置する市教委職員
備中松山城のふいご峠駐車場で、入城の一時休止を知らせる看板を設置する市教委職員
成羽美術館
成羽美術館
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、高梁市は9日、備中松山城(同市内山下)や市成羽美術館(同市成羽町下原)など市内観光・文化施設の一部を、10日から宣言の発令期間となる5月6日まで休止すると発表した。

 不要不急の外出や感染を避けるため、不特定多数が利用する施設を中心に独自の措置を取った。対象は同日現在で15施設に上り、今後はスポーツ施設なども追加する。休止期間は状況に応じて変更し、市のホームページなどで随時公表する。

 同城は本丸と天守を閉鎖するが、周辺の散策などは可能。市図書館を核とする複合施設(同市旭町)は、予約による図書の貸し出しのみ対応し、併設の書店とカフェは終了時間を午後7時までに2時間短縮する。

 併せて市は、緊急経済対策として18歳未満の市民に交付予定だった市内飲食店で使える3千円分の食事券と市内観光・文化施設に無料で入れるパスポートの交付(13日から)と利用期限(5月末)の延長も決めた。

 この日、同城では市教委職員が休止を知らせる看板を設置。記者会見で近藤隆則市長は「国民一丸で対応しないと新型ウイルスに打ち勝てず、やむを得ない判断。市民の協力をお願いしたい」と述べた。

 ■成羽美術館は開催中の特別展も

 高梁市が市内観光・文化施設の休館を決めたのを受け、市成羽美術館は、開催中の特別展「没後90年記念 児島虎次郎 もうひとつの眼」(同美術館主催、山陽新聞社共催)を10日から5月7日まで休止し、関連行事も日程を変更する。

 当初は6月21日までだった会期は8月23日までとする。特別展の記念対談として4月19日に予定していた「児島虎次郎の旅とその記録」は5月17日に延期する。問い合わせは同美術館(0866―42―4455)。

(2020年04月09日 21時36分 更新)

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