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幸運届ける 金色の「少年」登場! 倉敷の建設会社に造形作家の作品

光り輝く「幸運児」。県道沿いに立ち、注目を集めている
光り輝く「幸運児」。県道沿いに立ち、注目を集めている
川埜龍三さん
川埜龍三さん
 ランニングシャツに半ズボン姿の金色の少年。「あたり」の文字の入ったアイスキャンディーの棒をポケットからはみ出させ、誇らしげに胸を張っている。

 造形作家・川埜龍三さん(43)=笠岡市=の作品「幸運児」が、倉敷市林の建設会社「キッカワ」のメインオフィス敷地にお目見えした。県道沿いに立ち陽光を浴びて光り輝く姿が、行き交う人の注目を集めている。

 同社が昨年3月に新築した同オフィスの完成記念として、親交のあった川埜さんに「自由な発想で作ってほしい」と依頼。約1年3カ月かけて制作した。鏡面仕上げで高さ2メートル18センチ。「人は喜び、幸運を手にする直前の瞬間が最もエネルギーにあふれている。その状態を焼き付けた」と川埜さん。

 もともとは東日本大震災直後に着想を得て、2014年の個展で初披露した作品。今回依頼を受けて同社の仕事ぶりを見学しているうちに、幸運児を置くことをひらめいたという。「未完成のままになっていた。仕上げるならこのタイミング」(川埜さん)と、腕の位置など細部を練り直し、震災から9年の時を経て完成させた。

 写真撮影やSNSへの投稿も自由で、作品を紹介するQRコードも添えられている。

 同社のスローガンは「なせば成る」。吉川青良社長は「ポジティブな社風にぴったり。見ると思わず笑顔になるので、みんなに幸運を届けられたら」と話している。

(2020年04月09日 10時14分 更新)

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