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「ハルカの陶」映画化に感謝 作者2人が備前・田倉牛神社訪問

ハルカの陶の映画化に感謝し、牛の置物を奉納する西崎さん(手前)とディスク・ふらいさん
ハルカの陶の映画化に感謝し、牛の置物を奉納する西崎さん(手前)とディスク・ふらいさん
2人が今回奉納した牛の置物(手前)と仕事場に置いていた置物
2人が今回奉納した牛の置物(手前)と仕事場に置いていた置物
 備前焼の大皿にほれ込み、陶芸家を目指す若者の姿を描いた漫画「ハルカの陶(すえ)」の原作者ディスク・ふらいさん(38)=岡山市在住=と、作画の西崎泰正さん(46)=同=が8日、漫画の映像化を願掛けしていた田倉牛神社(たくらうしがみしゃ、備前市吉永町福満)を訪問。映画の全国公開を報告するとともに、「倍返し」の習わしに従って牛の置物を奉納した。

 漫画は、ディスク・ふらいさんが飲食店で目にした備前焼の皿がきっかけで誕生。「週刊漫画TIMES」(芳文社)に2011、12年に連載され、人気を呼んだ。原作漫画と同名の映画は備前市などでロケが行われ、昨年11月から全国公開された。

 牛神社の祭神は健康や農耕の神とされる牛頭天王(ごずてんのう)。参拝者は持参した備前焼の牛の置物をご神体の石像に供えて願掛けし、別の1体を持ち帰る。2人は漫画連載前の11年、友人の備前焼作家・森敏彰さん(37)と牛神社を訪問。持ち帰った牛の置物は仕事場に飾っていたという。

 「倍返し」は願いがかなうと、持ち帰った置物と新たな1体を奉納する習わし。この日も3人で牛神社を訪れ、森さんが制作した牛の置物(約10センチ)を供えて手を合わせ、別の置物を持ち帰った。

 「TIMES」でバレーボール漫画「神様のバレー」を連載中の2人。「自分の作品が映像化されるのが夢だった。今回は、連載中の漫画完結とアニメ化をお願いした」とディスク・ふらいさん。西崎さんは「取材でお世話になった備前市を全国発信でき、うれしい」と話していた。

(2020年04月09日 09時12分 更新)

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