山陽新聞デジタル|さんデジ

車両単独の死亡事故、県内で多発 転落や衝突要因、県警が注意喚起

川に転落し、運転手の男性が死亡した事故の現場=3月2日、井原市美星町黒忠
川に転落し、運転手の男性が死亡した事故の現場=3月2日、井原市美星町黒忠
 岡山県内で今年、車両単独の死亡事故が多発している。6日現在、死者が出た自損事故は9件。死亡事故全体(15件)の60・0%に上り、同時期としては過去20年で最も高い割合となっている。内訳は転落と衝突が占め、県警は「慣れた道や車でも油断せず、慎重な運転を」と呼び掛ける。

 9件のうち7件は転落。池や用水路に落ちたり、林道からはみ出て崖下に落ちたりした。運転手は全員60代以上だった。

 他の2件はハンドル操作を誤って標識、街路灯にそれぞれ衝突した事故。ともに深夜の発生で、県警交通企画課は「交通量の少ない夜間はスピードが出やすくなり、ハンドル操作が難しく、事故のリスクが高くなる」と注意を促す。

 運転手が死亡していることもあって原因は詳しく分かっていないが、ブレーキとアクセルを踏み間違えたとみられるケースもあった。胸や腹部をハンドルで強打するなどシートベルトをしていない状態での発見も目立ち、同課は「シートベルトをしていれば助かっていたと考えられる事故が複数確認されている。交通ルールを守って安全運転を心掛けてほしい」としている。

(2020年04月07日 22時27分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ