山陽新聞デジタル|さんデジ

「桃太郎」紙芝居制作、披露へ 県立美術館で美術家松井さん展

松井さんが手掛けた紙芝居「桃太郎」の一場面
松井さんが手掛けた紙芝居「桃太郎」の一場面
松井えり菜さん
松井えり菜さん
 倉敷市出身で、国内外で活躍する美術家松井えり菜さん(36)=東京在住=を取り上げる企画展が10日、岡山市北区天神町の県立美術館で始まる。松井さんはウーパールーパーに例えた強烈なインパクトの自画像で知られるが、今回手掛けたのはおなじみ「桃太郎」の紙芝居。「親子で楽しんで見てもらいたい」と話している。

 松井さんは多摩美術大在学中に仏・カルティエ現代美術財団に作品が収蔵され、2010年には県「I氏賞」大賞も受賞。現代アートの一線で活躍し、一昨年の出産を機に「子どもにも伝わるアートを」と紙芝居に取り組んでいた。

 展覧会は、活動に注目していた同美術館が、アニメーション映画「かぐや姫の物語」を手掛けた岡山市出身の高畑勲監督の回顧展(4月29日~6月21日)に合わせ企画した。

 筆ペンの柔らかなタッチと優しい色彩で表した紙芝居は、かわいらしい桃太郎と仲間たちが躍動する。会場には原画32点から名場面を選んで展示。和楽器の演奏を加えた映像作品、かぐや姫などを描いた油彩画も並べる。

 ウーパールーパーの巨大バルーンも飾る予定で、松井さんは「新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉そく感が漂う中で、誰もが知る昔話でほっこりとしてもらえたら」と話している。

 5月24日まで。月曜休館(祝日は開館)。    

(2020年04月08日 12時09分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ