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おでかけ

スズメの壁画で方僊芸術表現を 14日から瀬戸内・仲崎邸で催し

仲崎邸を臨む民家で進められた壁画の制作

 瀬戸内市出身の日本画家・東原方僊(1886~1972年)の代名詞的存在であるスズメをモチーフにしたアートイベントが14日、古民家を活用した観光拠点施設「仲崎邸」(同市長船町福岡)で開幕する。美術家と版画家の計3人が、壁画や彫刻で方僊作品の“続き”を表現する。

 イベントのテーマは「Missing Sparrow(抜け雀(すずめ))」。仲崎邸所蔵の方僊の花鳥画からスズメが抜け出した―との設定で、3人がそれぞれの解釈で作品を展開。複数のスズメのオブジェをさまざまな場所に飾るインスタレーション(空間芸術)をはじめ、来場者参加型の版画のワークショップを行う。また、仲崎邸を臨む民家の壁には大型壁画を描いている。

 総合ディレクターで、自らも参加する市地域おこし協力隊員のコッル・ラッファエレさん(41)=イタリア出身=は「Missingには『探す』という視点も含む。見るだけでなく、作る企画もあり、ぜひ来場して楽しんでほしい」と話す。

 住民有志らでつくる「備前福岡ART小路」実行委員会が、4年前から仲崎邸を舞台に開催するアートイベントの一環。今回は、地元が輩出した東原を知ってもらおうと企画した。2月25日までの土・日曜の午前10時~午後3時。入館料200円で、開幕日の14日のみ無料。問い合わせはメール(art@bizenfukuoka.com)。

 東原方僊 備前福岡(瀬戸内市長船町福岡)の呉服店に生まれ、幼いころから画才に富み、京都画壇の巨匠・竹内栖鳳(1864~1942年)に師事。新文展(日展の前身)では無鑑査出品を重ね、同じ門下生だった笠岡市出身の日本画家・小野竹喬(1889~1979年)と双璧をなした。

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