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岡山発映画ニュース

映画と演劇を融合 若手監督ら実験 岡山で12日に舞台版上演

本番に向けて舞台の稽古に熱が入る出演者とスタッフ

 新たなエンターテインメントをつくろうと、岡山県内の若手映画監督らが映画と舞台を融合した実験作「ミネルヴァの梟(ふくろう)」の製作を進めている。舞台版は映像で芝居を補完して、作品の世界観をよりリアルに演出。映画版は舞台の上演シーンや会場の様子を加えて、観客に一体感を感じてもらうという。12日に県天神山文化プラザ(岡山市北区天神町)で舞台版を上演する。

 演出・監督の大西貴也さん(31)=倉敷市=は、岡山大在学中からお笑いタレントとして活躍。2015年に映画の自主製作を始め、これまでに長短編3作を手掛けている。今回の試みは「これまでにない斬新な手法に挑戦したかった」と話す。

 ミネルヴァの梟とはローマ神話の女神が従える鳥を指し、知恵の象徴などの意味を持つ。作品は大西さんのオリジナルで、「人間の心を持つアンドロイドの開発」という夢を受け継ぐ科学者親子3代の物語。「人間とは何か」を考える内容となっているという。

 過去の作品に携わった友人らが協力。オーディションで募った県内の会社員や小学生ら主要キャスト約10人とともに昨年9月から撮影を始めた。高梁市成羽美術館、倉敷美観地区、岡山市内のホールで撮影を進める一方、県天神山文化プラザなどで週2回ほど、舞台版の稽古も重ねる。

 主人公の3代目の科学者を演じる安田桃香さん(17)=岡山市南区=は「映像と芝居が連動しているため、せりふや動きのタイミングが難しいが、新しい表現にわくわくしている。多くの人に楽しんでもらいたい」と意気込む。大西監督は「夢を持つことのつらさを描きながら、それでも夢を持って生きる美しさを伝えられれば」と話す。

 舞台版は午後6時開演。入場料1200円(前売り千円)。映画版は今夏公開予定。

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