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岡山発映画ニュース

浜田省吾、初の劇場映画9日公開 音楽評論家・田家さんに魅力聞く

映画の一場面。客席からでは見えない姿なども捉えている

「映画『旅するソングライター』は浜田さんのアルバムの完成形です」と語る田家秀樹さん=岡山市北区柳町の山陽新聞社

 竹原市出身のシンガー・ソングライター浜田省吾の全国ツアーを基にした映画「旅するソングライター」が、9日からTOHOシネマズ岡南(岡山市南区築港新町)など各地で公開される。浜田にとっては初の劇場公開映画。1976年のソロデビュー前から浜田を知り、ツアーに同行してきた音楽評論家田家(たけ)秀樹さん(71)=東京都=に、作品の魅力を聞いた。

 2015年に行われた9年ぶりのホールツアーのうち、大阪フェスティバルホールと翌年25万人を動員したアリーナツアーのうち、さいたまスーパーアリーナでのライブ映像を基に「コンセプチュアル・ライブ映像」とうたった1時間56分。

 「これまでのライブ映像作品のように、単なるライブの再現や、バックステージの姿も含めたドキュメンタリーとは違い、全編ライブの映像に曲の世界に沿ったイメージ映像を組み合わせているところが新しい。映像がとても意味を持っている」と田家さん。

 題名に「旅する」とあるように、世界中を旅して回る日常の姿、ソロデビュー40周年、戦後70年を迎えた浜田の心象風景も加わるのだそうだ。

 監督は、浜田ほか多くのアーティストのビデオクリップを手掛けてきた板屋宏幸。ライブの臨場感はもちろん、「演奏するメンバーの表情、浜田が見せるふとした瞬間のしぐさ、演奏者と交わす親しげな視線、呼吸など、客席からでは見えない姿が多数捉えられているのはファンにはうれしい。映像が気持ちのいいタイミングで編集されている」と田家さんは言う。

 その時々の社会の動きに対してメッセージを歌に託してきた浜田も65歳。「音楽に対するきまじめさ、かたくなさ、誠実さは変わらない。懐が深くなっている。CDの曲がライブで演奏され、映像になる。今回の映画はアルバムの完成形だ」

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