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岡山発映画ニュース

映画で岡山・犬島の魅力を世界へ 真庭在住の山崎さんが脚本、監督

2018/01/04 23時23分 更新


祖母宅でのシーンの撮影前に打ち合わせをする山崎監督(右端)と主演の木村さん(左から3人目)=昨年12月25日、岡山市東区犬島

 瀬戸内海に浮かぶ犬島(岡山市東区)を舞台に、映画「喜びの劇~煙突のある島で~」の製作が進んでいる。脚本、監督は真庭市在住の映画監督、山崎樹一郎さんで、作品は今春の第10回沖縄国際映画祭(吉本興業などでつくる実行委主催)へ出品予定。銅精錬所跡など歴史に彩られた島の魅力の一端が、スクリーンを通じて世界へ発信される。

 映画は、都会で生活する13歳の少年カイが冬休み、母親の仕事の都合で犬島の祖母宅に預けられ、島の暮らしの中で成長する姿を描く。まちおこしを狙った同映画祭の「地域発信型映画部門」への出品作。

 オーディションで選ばれた備前中1年木村隆信さん(12)がカイを演じ、岡山市出身のタレント浅越ゴエさん、倉敷市出身の女優倉田あみさんらが出演する。島内では昨年12月20~27日、海辺の空き家を借り受けてロケが行われ、玄関前で神妙な面持ちのカイが封筒を広げる場面などを撮った。

 「自分の考えをなかなか口にできないカイが犬島の豊かな自然、温かい島民に囲まれながら、徐々に成長していく姿を見てほしい」と木村さん。

 約1時間の作品には赤れんが造りの銅精錬所跡、良質の花こう岩を切り出した石切り場跡といった犬島らしい風景が随所に登場する。「人々の暮らしが時代とともに変わっていった島の歴史が見える映画を製作したかった」として犬島を選んだ山崎監督。「良い作品に仕上げることが犬島の魅力を広く伝えることにつながる。これからの編集作業が楽しみ」と意欲を見せる。

 「地域発信型映画」の出品作はこれまで津山、新見、瀬戸内市で製作され、岡山県内では4作目。同映画祭の後、岡山市でも上映予定。

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