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【恋愛】縁結びの木(倉敷市、阿智神社) (えんむすびのき)

観光スポット
阿智神社の境内で最長寿のモッコク。良縁を願うおみくじが結ばれている
阿智神社の境内で最長寿のモッコク。良縁を願うおみくじが結ばれている
見頃を迎えた阿知の藤
見頃を迎えた阿知の藤
阿知の藤を意匠としたお守り「花纏守(はなまきまもり)」
阿知の藤を意匠としたお守り「花纏守(はなまきまもり)」

長寿のモッコク、縁とりもつ 美観地区散策も趣深く

 見上げると、木の葉の隙間から青空が見え隠れする。高さ約10メートルはあるだろうか。根元をぐるりと囲った柵には、おみくじが結ばれている。「縁結びの木」と書かれた案内板に興味を引かれた。
 阿智神社(倉敷市本町)の境内で最も長寿といわれている木、モッコク。花言葉は人情家で、情愛を「持つ濃く」、つまり、縁がもっと濃くなるようにという意味があるそうだ。週末を中心に20、30代の若い女性、カップルが多いという。美観地区内という立地から、観光客にも人気だ。
 モッコクは10、11月の紅葉シーズンになると、赤く染まり落葉する。中には、成長の過程で葉が2枚くっついて、ハート形になっているものもあるそう。赤く染まったハートの葉はお守りになりそうだ。
 境内西側の絵馬殿からは、白壁の建物が並ぶ町並みを一望でき、いすに座って一息つける。境内裏手には藤棚があり、4月下旬から5月上旬にかけて、岡山県天然記念物のアケボノフジ「阿知の藤」が見頃を迎える。
 2019年12月末から、阿知の藤を意匠としたお守り「花纏守(はなまきまもり)」を販売。紫色の「あかねさす」、ピンクの濃淡2色(「こひ」と「ふじなみ」)の計3種に加え、3カ月ごとに変わる季節限定色もあり、人気を集めている。

お店・施設情報

住所 倉敷市本町12-1
問い合わせ 086-425-4898
WEB ⇒ホームページを見る
営業時間 午前8時~午後5時
アクセス 山陽道倉敷インターから約15分、JR倉敷駅から徒歩約15分
駐車場 約20台
インフォメーション 美観地区内にあるため、周辺の道路は狭い。徒歩で参拝し、地区内を散策しよう

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