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倉敷七福神 毘沙門天本山 安養寺(くらしきしちふくじん びしゃもんてんほんざん あんようじ)

大毘沙門天
大毘沙門天
倉敷七福神 毘沙門天本山 安養寺(くらしきしちふくじん びしゃもんてんほんざん あんようじ)
倉敷七福神 毘沙門天本山 安養寺(くらしきしちふくじん びしゃもんてんほんざん あんようじ)
四季折々の花が咲く境内
四季折々の花が咲く境内
寅詣祭の大柴燈護摩
寅詣祭の大柴燈護摩
悠久の霊山 開運の寺

 開山は奈良時代末期、かつて備中福山には「朝原千坊」と呼ばれる仏教聖地が広がり、安養寺はその本坊として栄えたと伝えられている。

 南北朝期の福山合戦により、伽藍は焼失。同寺は難を逃れて江戸時代に現在の場所に移り、毘沙門天信仰は今日まで脈々と続いている。

 熱心な信仰のもとに、「浅原のびしゃもんさん」と呼ばれて親しまれており、境内では四季折々の花を楽しみながらお参りができる。

ご案内

住所/〒710-0007 倉敷市浅原1573
TEL/086-422-1110
HPアドレス/https://kurashiki-anyouji.jp/
交通/山陽自動車道・倉敷ICから車で5分。JR山陽本線・倉敷駅から車で15分
宗派/高野山真言宗
ご本尊/兜跋毘沙門天
開山/782(延暦元)年
ご利益等/開運、厄払い
代表的寺宝/兜跋毘沙門天立像(平安時代、国指定重要文化財)、吉祥天女立像(平安時代、国指定重要文化財)、安養寺裏山経塚出土品(平安時代、国指定重要文化財)、金銅如来立像(白鳳時代)、毘沙門天立像(40体、平安時代) ほか
御朱印/受付9時~17時、寺務所まで 300円

年間行事

1月1~5日/初詣祭
1月末の土曜日/寅詣祭、大柴燈護摩
4月1~8日/花御堂祭り
11月3日/秋祭り

【ここ、知ってる?】

成願堂

 堂内には、毘沙門天(国指定重要文化財)をふくむ42体のうちの31体が鎮座されている。

 開運の父「兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)」、和合の母「吉祥天女」、学問の子「善尼師童子」と、三尊揃って家族繁栄と運気上昇のご利益がある。

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