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真庭の植物や水で手作りせっけん 元協力隊の山形さん、26日発売

2018/03/14 19時03分 更新


蒜山地域の素材を使ったせっけんを手にする山形さん

 元真庭市地域おこし協力隊員の山形彩子さん(41)=同市=が地元の素材を原料に用いる化粧品工房「MATSURIKA(マツリカ)」(同市本郷)を立ち上げた。商品の第1弾として同市蒜山地域の素材を生かしたせっけんを完成させ、26日からインターネットショップなどで販売する。

 山形さんは東京都で養護教諭をしていたが「子どもを豊かな環境で育てたい」と同市に2014年4月に移住。同年6月から協力隊員となり、3年間活動した。養護教諭時代に肌の弱い子どもに手作りせっけんを作ってあげたことがあり、同市で“出会う”魅力的な素材をせっけんにしたいと考えるようになったという。

 17年4月に株式会社を設立。社名の「MATSURIKA」は、ジャスミンの和名。ジャスミンの語源に「神からの贈り物」という意味があり、自然豊かな真庭のイメージと合致し、工房のある勝山地域は、喧嘩(けんか)だんじりなどの「祭り」が盛んなことにも掛けた。

 工房(約56平方メートル)はミキサーや保管棚などを備え、同12月に完成。現在は子どもを通じて知り合った友末美幸さん(42)=津山市=と2人で手作りしている。

 せっけんは3種類あり、蒜山地域で収穫したクロモジ、ヤマブドウ、ラベンダーのエキスなどを配合。クロモジの清涼感、ヤマブドウの甘酸っぱさ、ラベンダーの甘い爽やかさといった香りを使うたびに感じられる。

 その他の原料も天然素材にこだわっており、合成着色料や保存料は不使用。水は名水百選の一つに選ばれている地元の塩釜の冷泉(同市蒜山下福田)を使った。通常のせっけんよりも水分を多く含ませており、柔らかい泡立ちで、肌の油分を取り除きすぎず、肌の弱い人でも使いやすいという。

 同社では今後、酒かすやヒノキオイルといった地元素材を使ったせっけんやクリームなどの製造も目指していく。工房でのワークショップも開催する。

 山形さんは「地域の素材を生かし、人がほっとできるような癒やしを提供する商品を作っていきたい」と話している。

 同社ネットショップのほか、市内の商業施設で取り扱う。価格(税別)はクロモジ3980円、ヤマブドウ3120円、ラベンダー2720円。ミニせっけん3種セット3390円もある。問い合わせは同社(0867―45―0214)。

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