こんにちは ゲスト さま

閉じる

メニューを閉じる

亀井氏引退に支援者ら惜しむ声 「郷土に力尽くしてくれ感謝」

2017/10/05 22時17分 更新


衆院選不出馬を正式表明するため地元入りした亀井氏(左から4人目)。議員活動を支えた支援者と握手し、感謝の気持ちを伝えた=尾道市

 亀井静香元金融担当相(80)は5日、尾道市内で会見し、衆院選に出馬せず政界を引退することを正式に発表した。広島6区の支援者からは「まだまだ頑張ってほしかった」と惜しむ声が上がった。首長や議員らは約40年間にわたって地元の発展に尽くした国会議員としての業績をたたえた。

 亀井氏は1979年、自民党から中選挙区時代の旧広島3区に出馬し政界入り。“亀井党”と呼ばれる熱烈な支援者を得て、県北を中心に強固な地盤を築き上げた。小学校同級生で庄原後援会代表代行の住田鉄也さん(81)=庄原市=は「疲弊する中山間地域のため力を尽くしてくれた。感謝の言葉しかない」と話した。

 2015年3月に全線開通した中国横断自動車道尾道松江線など地方のインフラ整備では国とのパイプ役として存在感を発揮。同市の木山耕三市長は「(1995年に開園した)国営備北丘陵公園の誘致にも力を貸してくださり、地元にとって頼りになる方だった」と感謝した。

 自民党時代は政調会長を務め、建設相や運輸相も歴任。2005年、郵政民営化に反対し離党して以降は国民新党、日本未来の党などと政党を移り、無所属となったが、同市選出の小林秀矩県議(自民議連)は「バランス感覚に優れ、他に比べることのできない偉大な政治家。引退されると知り、その存在感の大きさを改めて実感している」とした。

 過去3度の衆院選で議席を争い、今回も出馬を予定する自民前職(比例中国)の小島敏文氏(67)は「実績も実力もある方。同じ政治家として尊敬しており、長い間ご苦労さまでしたと申し上げたい」。14年の前回選挙で亀井氏を応援した希望元職の佐藤公治氏(58)は「ずっと亀井先生の背中を見てきて頭が下がる思いだった。良いところを吸収して(選挙戦を)頑張っていきたい」と強調した。

 亀井氏はこの日午後に地元入りし、尾道、庄原、三次市で後援会役員らに政界引退について報告。初めて出馬した時から支援してきた三原婦人会メンバー(80)=三原市=は「今回も選挙に出ると思っていただけに、ショックと悔しさでいっぱい。もっと地方のために活躍してほしかった」と寂しがった。
カテゴリ

【備後】の最新記事

PAGE TOP