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オカヤマ空想研究所

PR動画と「バナシガ」公開!

バナシガ(バナナクリームロール×シガーフライ)

オカヤマ空想研究所

オカヤマ空想研究所

 山陽新聞社は、岡山県内の気鋭のクリエーター集団・岡山広告温泉とタッグを組み、新たな名物を提案する「オカヤマ空想研究所」を開設しました。「こんなモノ、コトがあったらいいな」といった“空想”をクリエーターの力を借りて具体化するのが狙い。今回、県民に半世紀以上愛され続けるパン・バナナクリームロール(岡山木村屋)とビスケットのシガーフライ(梶谷食品)を組み合わせ、新しい食べ方を提案することにしました。

PR動画と「バナシガ」公開!

バナシガ(バナナクリームロール×シガーフライ)

ついに実現 「バナシガ」12月28日発売

 バナナクリームロールと、シガーフライを組み合わせた「バナシガ詰め合わせ」が12月28日、岡山、倉敷市の10カ所で発売。「オカヤマ空想研究所」が、新たな岡山名物、岡山土産づくりを目指して取り組んだ成果です。

 発売に合わせてPR動画を公開しました。バナナクリームロールとの結婚を夢見る架空の少女・志賀風来(シガーフライ)さんが登場。純白のウエディングドレス姿で、岡山弁を交えながらちょっぴりコミカルに演じています。

 動画は、岡山広告温泉メンバーの石田康成さん(48)=岡山市=の企画・制作で、岡山県内在住のタレント梶原凪さん(17)が出演。果たして「夢のマリアージュ」の行方はどうなるのでしょう―。ご注目ください。

特別包装の「バナシガ 詰め合わせ」

特別包装の「バナシガ 詰め合わせ」

 「バナシガ詰め合わせ」は、ふんわりと焼き上げられたパンに、さくさくのビスケットを挟むことで、未体験の食感と味が楽しめます。

 バナナ味のクリーム入りの「バナナクリームロール」と、クリームなしの「ホームロール」、クリーム単品の「バナナクリームカップ」に、シガーフライを加えた4品の詰め合わせ。

 好みに応じてクリームやビスケットの分量を加減し、食べ方をアレンジできるのが特長です。オカヤマ空想研究所による「食べ方の新提案」を封入しているので、召し上がる前にご覧ください。

 特別パッケージ入りで1セット550円(税込み)。岡山木村屋の一部店舗で購入できます。

取扱店
イオンモール岡山店、岡山天満屋店、岡山駅地下店、岡山シティホテル桑田町店、同厚生町店、表町本店、表町1丁目店(以上岡山市北区)、イオンモール倉敷店、倉敷天満屋店、倉敷工場売店(以上倉敷市)

前野朋哉さん「めっちゃうまい!」

前野朋哉さん

 まえの・ともや 天城高から大阪芸術大芸術学部に進学。映画「桐島、部活やめるってよ」「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(声優)、NHK連続テレビ小説「マッサン」「わろてんか」など話題作に多数出演。岡山県が出演者を一般公募したPR動画「ハレウッドムービー」に出演、監督も務める。

 「これ、想像以上ですよ。めっちゃうまい!」

 試食で絶賛したのは、俳優で岡山県のPR役「おかやま晴れの国大使」を務める前野朋哉さん(31)=倉敷市出身。バナナクリームロール、シガーフライとも幼少時から慣れ親しんできましたが、「一緒に食べても全然けんかしないし、むしろおいしくなった」と、マッチングの妙に感心しきり。

 前野さんにとって「おばあちゃんがよく買ってくれて、当たり前のように食べていた」という二つのソウルフード。高校卒業後に地元を離れてからは口にする機会が減っていましたが、「どこで暮らしていても、体に染みこんだ“地元の味”を求めています。このパンもそうだし、岡山はおいしいものが多いですからね」。

 先入観を持たずに食べてほしいと言います。「とにかく食べてもらい、その後に『実は岡山の味なんだよ』と自慢できれば」。推奨するのは、バナナクリームロールにシガーフライを7、8本挟む食べ方。「これぞ黄金比率です」

前野朋哉さん

 まえの・ともや 天城高から大阪芸術大芸術学部に進学。映画「桐島、部活やめるってよ」「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(声優)、NHK連続テレビ小説「マッサン」「わろてんか」など話題作に多数出演。岡山県が出演者を一般公募したPR動画「ハレウッドムービー」に出演、監督も務める。

試食会「けっこうイケる」71%

試食会の様子

 「バナシガ」の試食会を11月4、5日、イオンモール岡山1階未来スクエア(岡山市北区下石井)で行いました。シール投票の結果、71.1%が「けっこうイケる」とし、「別々に食べたい」の28.9%を圧倒。今回の企画への手応えをつかむことができました。

 岡山広告温泉のイベントに合わせて、バナナクリームロールを製造販売する岡山木村屋の協力で実施。4等分したパンにシガーフライを1本ずつ挟み、買い物客らに味わってもらいました。

 会場は行列ができるほどの人気ぶり。総投票者は1080人に上り、「ふわっとした中にさくさく感があって面白い。味もいい」(井原市の28歳女性)「もっと食べてみたくなった」(岡山市の56歳男性)といった声が相次ぎました。

試食会の様子

発案者・石田さん「新たな味を発信」

石田康成さん

 岡山広告温泉は、コピーライターや写真家、アートディレクターら広告関係者約10人が組織の枠を超えて活動している集団。今回の「バナシガ」は、コピーライター、イラストレーターなどとして活躍する石田康成さん(48)=岡山市=が「岡山県民におなじみのソウルフードをもとに、新たな岡山の味を発信したい」と発案しました。

 石田さんは企業広告のほか、「うどん県。それだけじゃない香川県」の企画・コピーを担当して以来、自治体PRを数多く制作。岡山県のPR動画「ハレウッドムービー」では前野朋哉さんを監督に迎え、企画・脚本を担当。さんデジ企画でタレントになる前の桜井日奈子さん(岡山市出身)を起用した動画「求む、桃色鑑定士」で、大阪コピーライターズ・クラブのOCC賞を受賞しました。

石田康成さん

「岡山広告温泉とは?」岡山在住の広告制作者が、広告レベルの向上とつながりを求めて結成。組織にとらわれず、クリエーティブの向上を目指す者が集まる自由な集団。年に1度、展示会を開催している。

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