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白羽の矢放ち邪気払う 吉備津神社で矢立の神事

空に向かって力強く弓を引く射手

 岡山市北区吉備津の吉備津神社で3日、白羽の矢を放って邪気を払う「矢立の神事」があり、見守った初詣客らが1年間の無病息災を祈った。

 同神社に祭られている吉備津彦命(きびつひこのみこと)が矢を置いたとされる「矢置岩」に、藤井崇行宮司が7本の矢を並べて祈願。侍や山伏の装束をまとった県弓道連盟会員の射手6人が「やー」の掛け声とともに、四方の空に向け勢いよく矢を放つと、参拝客からは歓声と拍手が起きた。残る1本は本殿に奉納された。

 家族4人で訪れた岡山市の小学6年男児(12)は「弓がぴんと張って格好良かった。今年はサッカーの練習を頑張りたい」と話した。

 吉備津彦命が鬼神「温羅(うら)」を弓矢で退治した伝説に由来する神事で、新春の恒例行事になっている。

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