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最上稲荷の「運気カフェ」人気 毎月開催、法話で人生前向きに

飲み物や和菓子を味わいながら僧侶(右)から話を聞く参加者

 岡山市北区高松稲荷の最上稲荷で、月に一度開かれる「運気カフェ」が人気を集めている。悩み事を抱える人たちが飲み物や和菓子を味わいながら、僧侶による法話に耳を傾ける。人生を前向きに生きるヒントを得ようと、岡山県外からの参加者も現れ始めている。

 「自分なりのルールを決めて実践しよう。『今日はこれができた』と繰り返し思うことで自信が付き、幸せな気持ちになれる。それが自然と“苦”から離れることにつながる」

 同稲荷の大客殿で3月下旬に開かれたカフェ。県内外から集まった20~60代の16人を前に、僧侶の大瀬戸泰康さんが優しく語り掛ける。

 この日のテーマは「苦しみからの解放」。大瀬戸さんは仏教用語で人間の苦悩を挙げた「四苦八苦」を例に、対処法や普段からの心構えを説いていく。

 参加者は目を閉じてうなずいたり、緑茶や名物の稲荷餅を片手にメモを取ったり。

 ある男性は「家庭内のトラブルが続き、自分が変われるきっかけになればと思って来た。参加してよかった」と手応えを感じた様子。カフェのために北九州市から訪れた会社員の女性(55)は「心の持ちようで運気まで変わると教えられた。日頃から意識したい」と晴れやかな表情で話した。

 同稲荷は既に参拝者の個別相談に応じる機会を設けているが、より気軽に法話に触れてもらおうと、昨年7月にカフェを始めた。御神水を使ったアイスコーヒーやゆず茶など季節に合わせた飲み物と稲荷餅を提供し、リラックスできる雰囲気にした。

 定員は24人で、初回の参加は7人だった。リピーターに加え、ホームページでの情報発信などで徐々に増え、2月のカフェは初めて満席に。中心となるのは40、50代の女性で、最近は広島や兵庫、鹿児島といった県外から足を運ぶ人や、若い世代の姿も目立つという。

 有村美香広報部長は「心配事が多い世の中だけに、僧侶の話から何かを得たい人が多いのでは」と人気の秘密を分析。「仏教の教えは生き方の参考になる。ぜひ気軽に参加して」と呼び掛けている。

 毎月第4土曜に開催し、5月は26日に予定している。参加料500円で、3日前までに申し込む。問い合わせは同稲荷(086―287―3701)。

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