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津山・万福寺で虚空蔵大会式 25日まで、縁起物の福笹求める

福笹を買い求める参拝者

 「日本三所虚空蔵菩薩(ぼさつ)」の一つとされる万福寺(津山市東田辺、香積正啓住職)で23日、恒例の虚空蔵大会式が始まった。商売繁盛や五穀豊穣(ほうじょう)を授けると伝わる縁起物のササ飾り「福笹(ざさ)」を求める参拝者でにぎわった。25日まで。

 朝から大勢の人が詰め掛け、僧侶らの読経が響く中、本堂前でろうそくや線香に火をともして祈願。地元の檀家(だんか)が手作りした小判や俵を飾った福笹を買ったり、振る舞われる甘酒を味わったりした。

 数え年で13歳になる子どもに「福」「力」「智」を授ける「十三参り」も行われており、大会式の期間中は毎年600~700人の児童が訪れるという。

 24日午後3時からは餅まきが行われる。

 大会式初日に必ず通っているという男性(75)=同市=は「家族全員が1年間健康で暮らせるよう願った。大病もせず過ごせ、御利益は大きい」と話した。

 万福寺は、三重県の金剛証寺、福島県の円蔵寺と並ぶ三所虚空蔵菩薩。黒沢山の頂上に近い標高約600メートル地点にあり、周囲を見渡せるスポットとしても知られ、市街地のパノラマを堪能しながら、ゆったりとしたひとときを過ごす人の姿も見られた。

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