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吉備津神社で「矢立の神事」 岡山、白羽の矢放ち邪気払う

初詣客らが見守る中、力強く弓を引き絞る射手

 岡山市北区吉備津の吉備津神社で3日、白羽の矢を放って邪気を払う新春恒例の「矢立の神事」があった。大勢の初詣客らが詰め掛け、祭神・吉備津彦命(きびつひこのみこと)が鬼神「温羅(うら)」を弓矢で退治した伝説に由来する伝統神事を見守った。

 藤井崇行宮司が、吉備津彦命が矢を置いたとされる「矢置岩」に7本の矢を並べ、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願。侍と山伏の装束をまとった県弓道連盟の射手6人が矢を受け取り、「やー」の掛け声とともに四方の空に勢いよく放つと、境内は歓声と拍手に包まれた。残った1本の矢は本殿に奉納した。

 家族3人で訪れた岡山県里庄町、公務員男性(34)は「すごい迫力。妻が8月に第2子の出産を控えているので、元気な赤ちゃんの誕生と家族の健康を祈った」と話した。

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