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岡山県内の寺社 初詣客でにぎわう 手を合わせ、幸せや飛躍願う

手を合わせて新しい年の幸せを願う参拝者=1日、最上稲荷

阿智神社で奉納された三女神の舞=1日

 岡山県内は大みそかから2日にかけて穏やかな好天に恵まれ、各地の寺社には初詣の家族連れらが続々と詰め掛けた。今年の干支(えと)にちなんでペットの犬と参ったり、写真共有アプリ上の見栄えが良い「インスタ映え」を意識してか、おみくじや大型絵馬をスマートフォンのカメラに収めたり。参拝客は新しい年の幸せを願いつつ、正月気分を思い思いに楽しんだ。

■岡山市

 最上稲荷(北区高松稲荷)には1、2日の2日間で約46万8千人が訪れた。本殿前のさい銭箱に硬貨や紙幣を投げ入れ、真剣な表情で家内安全や学業成就を祈り、静かに手を合わせた。おみくじを引いて写真に撮ったり、境内に設けられた「なごみカフェ」で甘酒やぜんざいを楽しんだりする人も目立った。

 家族4人で訪れた岡山市東区、女性(44)は「家族の健康が一番の願い。初日の出を見ることができ、気持ちよく新年のスタートが切れそう」と話した。

 吉備津神社(北区吉備津)には約3万5千人が足を運び、一年の平穏を祈る参拝客で行列ができた。三味線の音色に合わせ、氏子らが餅をつく伝統行事「三味線餅つき」があり、会場は華やかな正月ムードに包まれた。

 黒住教本部(北区尾上)では、初日の出を拝む「日拝式」に大勢の人が詰め掛けた。蒜山高原の大根を煮た「福福だいこん」約千食や赤米の甘酒が用意され、2日間で約4万人が訪れた。

 岡山神社(北区石関町)には、学問の神様といわれる菅原道真が祭られており、受験を控えた学生やその家族約3万3千人が参拝して合格を祈願した。拝殿前には今年の干支・戌(いぬ)をかたどった大型絵馬が飾られ、スマホのカメラで収める人の姿もあった。

■倉敷市

 阿智神社(本町)には1、2の両日で約4万人が参拝した。境内の能舞台では一年の無病息災を祈る「三女神(にょしん)の舞」を奉納。1日には子どもたちが備中神楽を披露した。戌年にちなみ、ペットの犬と訪れた総社市、公務員女性(42)は「愛犬に癒やされながら仕事もプライベートも頑張り、充実の一年にしたい」と抱負を語った。

 由加山(児島由加)の由加山蓮台寺と由加神社本宮には、それぞれ約33万人が訪れ、一年の無事を祈願。蓮台寺では高さ7・59メートルの厄除(やくよけ)不動明王を拝んだり、僧侶の祈〓(きとう)を受けたりした。本宮では年越しのカウントダウンや鏡開きが行われ、金刀比羅宮(香川県琴平町)との両参りなどで大勢の家族連れらが参拝した。

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■玉野市

 玉比〓(たまひめ)神社(玉)には2日までに約8千人が訪れた。「立石」と呼ばれるご神体の巨岩に無病息災、厄よけ、開運などを祈願したほか、お守りを買ったり、おみくじを引いたりした。家族で訪れた玉野市のパート女性(33)は「家族みんなの健康を祈った」、同市立小4年の長女(9)は「絵がうまくなりますようにと願った」と話した。

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■浅口市

 金光教本部(金光町大谷)では大みそかから2日にかけ、約6万人が参拝した。1日早朝には「元日祭」が行われ、教主代理の金光浩道広前部長が一年の幸福を祈願した。境内では地域の銘菓・金光まんじゅうをモデルにしたゆるキャラ「金光メイカ」が出迎え、参拝客の人気を集めていた。近くの会社員男性(42)は「昨年と同じく、一年間を無事に過ごせるよう願った」と話した。

■津山市

 徳守神社(宮脇町)には大みそかから2日までに約2万5千人が訪れ、それぞれが家内安全や無病息災を願った。参拝者は周辺道路まで列を成し、境内はお守りやお札を求める親子連れらでにぎわった。家族で訪れた津山市、会社員男性(53)は「家族全員の健康を祈った。笑顔が絶えないような一年にしたい」と語った。

■笠岡市

 笠神社(笠岡)には2日までに、帰省中の家族連れや地元住民ら約7千人が訪れ、家内安全や商売繁盛を願ったり、お守りや縁起物の熊手などを買い求めたりした。帰省中に訪れた奈良市立学園南保育園の園児(6)は「4月から小学生になるので勉強を頑張る」と話した。

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