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吉備線LRT化が最適と位置付け 岡山市など計画素案第1弾公表

吉備線LRT化に向けて開かれた岡山、総社市、JR西の関係者らによる検討会議

 岡山、総社市とJR西日本は30日、JR吉備線のLRT(次世代型路面電車)化構想について、事業実施の是非を含めて議論のたたき台とする計画素案の第1弾を示した。沿線の現状と課題を分析し、公共交通を軸に都市機能を集約したコンパクトシティーを実現する必要があると強調。鉄道のまま電化するなど他の整備手法と比較し、LRT化が最適との結論を導いた。

 素案第1弾は沿線地域について、人口や医療・商業施設の分散が進み、両市内の他地域に比べてバスや鉄道の運行本数が少なく公共交通の利用率が低いと指摘。人口減少や高齢化が進む中、地域の活力を維持するため、駅を核に住民や施設の集積を促すまちづくりが必要とした。吉備線の機能強化によって両市にまたがる吉備路の観光資源の活用も進むと見込んだ。

 機能強化の手法は、LRT化▽鉄道のままの電化▽専用道を走るバス高速輸送システム(BRT)化―の3案を提示。それぞれのメリット、デメリットを説明し、LRT化の優位性を示した。

 素案第1弾は同日、岡山市内で開いた検討会議(座長・阿部宏史岡山大副学長)の初会合で公表。両市とJR西日本に住民代表、観光関係者らを加えた委員から意見を聞いた。反対意見はなかったが「LRTとはどんなものか、市民の理解が進んでいない。積極的に情報を発信すべきだ」「まちづくりのイメージも盛り込んだ計画にしてほしい」といった声が上がった。

 LRT化の運営主体、費用分担、日程などを盛り込んだ計画素案第2弾は12月25日の次回会合で示す予定。

 吉備線は岡山―総社間を結ぶ単線の20・4キロ。
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