文字

清麻呂とイノシシテーマに企画展 和気の資料館、像や置物50点

和気清麻呂とイノシシにちなんだ作品が並ぶ会場

 岡山県和気町生まれで奈良、平安時代に中央政界で活躍した和気清麻呂(733~99年)と、ゆかりの深いイノシシをテーマにした企画展が、和気町藤野の町歴史民俗資料館で開かれている。備前焼の清麻呂像や今年の干支(えと)・イノシシの置物など約50点が並び、来館者の目を引いている。12月1日まで。

 和気神社(同所)と同資料館の所蔵品を展観。「名細工師」とうたわれた備前焼作家の16代木村宗得氏(1919~87年)の清麻呂像は約1メートルの大きさと鋭い眼光が印象的。木村玉舟さんの「白備前」のイノシシ像(高さ約20センチ)は、毛並みや表情を精緻に彫り込み、乳白色の色合いが上品さを漂わせている。

 清麻呂が大分県の宇佐八幡宮(現・宇佐神宮)に向かう際、イノシシが道中を守ったという故事を描いた絵巻も展示し、両者の深いつながりを紹介する。表は清麻呂の肖像、裏面にイノシシが印刷された明治から昭和初期の10円札や1941年に出版された清麻呂の絵本など懐かしい品も並べた。

 和気閑谷高(同町尺所)芸術部員の3人がイノシシをあしらって描いた、和気神社のジャンボ絵馬(縦8メートル、横10メートル)の原画もある。会社員女性(43)=広島市=は「作者によって清麻呂公やイノシシの表情などが異なり、興味深い。ともに和気で大切にされていることがよく分かりました」と話していた。

 午前9時~午後4時半。入館料は高校生以上200円、小中学生100円。月曜休館。問い合わせは町歴史民俗資料館(0869―92―1135)。
カテゴリ:

【地域の話題】の最新記事

ページトップへ

ページトップへ

facebook twitter rss

▼山陽新聞社運営サイト
さんデジタウンナビ | 岡山の医療健康ガイド | マイベストプロ岡山 | 47CLUB | さん太クラブ | おかやまリフォームWEB | LaLa Okayama
山陽新聞カルチャープラザ | 建てる倶楽部 | 山陽新聞進学ガイド | 山陽新聞プレミアム倶楽部 | まいられぇ岡山 | 囲碁サロン
▼関連サイト
47NEWS | 今日のニッポン
掲載の記事・写真及び、図版などの無断転記を禁じます。すべての著作権は山陽新聞社、共同通信社、寄稿者に帰属します。

Copyright © The Sanyo Shimbun. All Rights Reserved.