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月面に浮かぶ文字「X」見つけて 13日、イオン岡山で観望会

月の光と影の境界に浮かび上がる「X」の文字=2017年5月

「X」の文字の拡大写真=2017年5月

 「月でウサギが餅つき」という言い伝えはよく聞くが、月面を観察するとアルファベットの「X」が見つかることはご存じだろうか。観察条件が厳しく年に数回しか見られない現象で、次回のチャンスは13日。当日は岡山市内で観望会が開かれる。これは宇宙人からのメッセージなのか、はたまた光と月の地形が作り出した“アート”なのか―。

 「X」は月が半分輝く上弦の月のころに、特定のクレーターのふちに太陽光が当たることで現れる。小さくて肉眼では分からないが、望遠鏡などで観察できる。2004年にカナダのアマチュア天文家が天文雑誌に寄稿したのをきっかけに、天文ファンの間に広まったという。

 岡山市では、17年から「月面X観望会」がイオンモール岡山(同市北区下石井)5階ハレマチガーデンで開かれている。就実大天文部と人と科学の未来館サイピア(同伊島町)の主催で、約10台の望遠鏡を並べる。これまでに4回開き、毎回100人以上が参加する人気イベントになっている。

 企画した同部顧問の中西徹さん(薬学部教授)は「月に浮かぶ文字を見ることで、子どもたちが天文や科学に興味を持つきっかけになれば」と期待する。

 実は月面に見える文字は「X」だけではない。それぞれ観測条件は異なるが、「A」や「LOVE」「♡」など、さまざまな報告があるという。中西さんも「目、鼻、口がある『月面スマイル』を発見した」と言い、「じっくり観察すると、自分だけのオリジナルが見つかるかもしれない」と笑顔で話す。

 13日は午後6時半~8時。参加無料。申し込み不要。雨天・曇天は中止。問い合わせはサイピア(086―251―9752)。今年は12月4日にも観望会を予定している。
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