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「命の大切さ」伝える猫の紙芝居 福山市民団体と暁の星女子中生

紙芝居の下描きを見ながら内容を検討する福山暁の星女子中の生徒とねこみみ福山のメンバー

 子どもたちに生き物を飼う責任や命の大切さを伝えようと、福山市を拠点に猫の愛護活動に取り組む市民グループ「ねこみみ福山」は、福山暁の星女子中(西深津町)の生徒らと紙芝居を制作している。飼い主に捨てられた猫が主役となる子ども向けの話で、3月中に約50部作り、市内の幼稚園や保育園に寄贈する。

 紙芝居は、飼い主の男の子に引っ越しの都合で捨てられた三毛猫が自動車に引かれそうになったり、空腹になったりしながらも、最後には女の子に拾われるというストーリー。表紙を含め計8枚となる予定。

 同グループメンバーの子どもが通っていたことなどから同中の絵画クラブに昨年9月にストーリーや絵を依頼した。クラブでは3年生11人が担当した。

 下書きの完成を受け、12月11日には同グループの池内雅恵代表(50)と山本睦枝さん(44)が同中を訪問して生徒と打ち合わせをした。下書きはB5判でパステルや水彩を使い、親しみやすい絵柄となっており、「主役の三毛猫を希少性のあるオスから数の多いメスにしてほしい」「似た場面を一つにまとめ、捨てられた猫が困難なことに直面するシーンを増やしては」などと要望を伝えた。

 紙芝居は2月中に四つ切りサイズで完成させ、表紙の絵は市内の福祉施設の子どもやお年寄りにも協力してもらう予定。

 同クラブ長の3年女子生徒(15)は「小さい子どもたちも将来、ペットを飼うかもしれない。命の大切さを知ってもらえる内容にしたい」と笑顔。池内代表は「保育園や幼稚園で紙芝居を見た子どもたちが家に帰って家族と生き物の飼い方について話ができるようになれば」と話している。
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