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真庭の名所や特産が教科書に次々 豊かな自然や先進的取り組み評価

真庭市の事業や名物を取り上げた小学校、高校の教科書

 蒜山高原、バイオマス発電所、ひるぜん焼そば…。真庭市の名所や特産、施策が小学校や高校の教科書に次々登場している。同市教委は少なくとも4冊で掲載を確認。豊かな自然環境や、自然エネルギーの導入といった先進的な取り組みが評価されているようだ。

 「高校現代社会」(実教出版)は、第1章「地球環境を考える」の冒頭で、里山資本主義のモデルとして紹介。バイオマス発電所の建設などエネルギーの地産地消化に向けた挑戦を、発電所の写真とともに見開き2ページに収録し「持続可能な街づくりのあり方が、いま私たちに求められているのでは」と呼び掛ける。

 実教出版によると、真庭を選んだ理由は、日本総合研究所(東京)主席研究員・藻谷浩介氏の人気著書「里山資本主義」で事例に取り上げられ、教科書編集者の高校教諭も視察ツアーの経験があったから。同社は「持続可能な社会を考える上で好事例」と話す。2017年度から関東地方を中心に流通し約10%のシェアを持つという。

 11年度から岡山県を特集し、蒜山高原の観光や酪農など、真庭市に重点を置く「小学社会3・4年(下)」(日本文教出版)は15年度の改訂で、バイオマス事業やひるぜん焼そばを追加。同社は「自然の保護、活用の仕方で特色がある」とする。ほかにも「新しい社会3・4(下)」(東京書籍)の旭川の特集で湯原ダムが、「新しい道徳(5)」(同)の郷土の祭り特集で勝山祭りが掲載されている。

 同市の三ツ宗宏教育長は「豊かな気候風土を生かした真庭の暮らしが、全国の児童生徒が学ぶべき教材だと認められた証しで、ありがたい。地元の子どもたちの誇りにもなる」と話している。
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