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真備の中学生サッカーチーム休止 豪雨の後、練習場所確保できず

試合形式で「初蹴り」を楽しむフォルテFCのメンバーら=2日

 西日本豪雨で被災した倉敷市真備町地区を拠点とする中学生年代のサッカーチーム「フォルテFC」が今月で活動を休止した。昨年7月の豪雨後、練習場所が確保できなくなったことなどが理由。年明け早々に行った「初蹴り」を最後に、12年間の歴史に区切りを付けた。

 フォルテFCは2007年、小学生年代の「フォルテ真備」(1986年設立)の卒団生ら8人で発足。吉備路クリーンセンター(同町箭田)や薗小(同町市場)を練習拠点としていたが、いずれも豪雨で避難所になるなどし、全体練習ができない状況が続いていた。ピーク時の16年ごろに60人を超えた団員が、本年度は20人以下に減少していたことも休止の一因となった。

 今月2日、水島工業高(倉敷市西阿知町)のグラウンドで行った「初蹴り」は、「みんながばらばらになったまま、“解散”できない」と前監督宮田治さん(56)らが計画。団員のほか、SNS(会員制交流サイト)などで知ったOBら約100人が集まり、同期ごとにチームをつくって試合に汗を流したり、あちこちで輪になって思い出話に花を咲かせたりした。

 「仲の良いチームだったので休止は残念。でも、最後に一緒にサッカーができてよかった」と真備東中3年仲山隼斗さん(15)。愛媛県の大学に通うOB重松司さん(20)は「帰省すると練習場に顔を出すこともあったので寂しい。また復活してくれれば」と願った。

 チームによると、現時点で活動再開の見通しは立っていない。フォルテ真備は今後も活動を続ける。
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