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JR福塩線161日ぶり全線開通 豪雨影響、府中―上下間運転再開

全線で運転を再開した福塩線の列車から府中駅に降り立つ乗客

上下駅では訪れた人に豚汁が振る舞われた

 西日本豪雨の影響で不通となっていたJR福塩線の府中―上下間が13日、161日ぶりに運転を再開した。これで同線は福山―塩町(三次市)間の全線が開通し、沿線住民らの間に喜びが広がった。

 この日は上下線とも始発から運行。朝、府中駅に到着した列車からは高校生やスーツ姿の乗客らが次々と降り立った。備後矢野駅から乗った府中高2年男子生徒(17)は「代行バスは時間通りに来ないことがあったが、電車は定時に来る。しばらく乗っていなかったので懐かしい」と話した。

 板谷清志・府中駅長は「長い間お待たせした。地域の方に歓迎していただき、改めて鉄道事業者としての使命の重たさを感じている」と述べた。

 上下駅では、駅の休憩所「上下まんまる屋」(和知啓子代表)のメンバーらが乗客や駅を訪れた人たちに豚汁を振る舞い祝った。和知代表は「早くこの日が来ることを願っていた」と喜んだ。

 JR西日本広島支社によると、区間内は特に下川辺―中畑間で土砂流入がひどく、復旧に時間がかかった。

 福塩線は7月6日から全線で運転を見合わせ、同10日に神辺―府中間、同21日に福山―神辺間が運転を再開。上下より北は10月18日までに開通した。

 県内で不通のJR線は残り3区間で、うち呉線の三原―安浦間は15日、芸備線の備後落合―備後庄原間は20日に再開予定。同線の三次―狩留家間は来年秋ごろとしている。
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