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高梁の「城主猫」飼い主分かった 登城客人気のため市観光協へ譲渡

元の飼い主から高梁市観光協会に託された「なつめくん」改め「さんじゅーろー」

 お城でみんなにかわいがられてね―。備中松山城(高梁市内山下)に7月下旬からすみ着いている雄猫=推定3歳=が、同市の会社員難波清志さん(45)方の飼い猫「なつめくん」だったことが分かった。「城主猫」として既に登城客の人気を集めているため、難波さんは城を管理する市観光協会に譲ることにした。

 難波さんによると、7月1日に譲渡会で引き取り飼っていたが、同14日に家を出たきり行方不明になった。一家で捜していると、猫を紹介した10月10日付の本紙を読んだ住民から情報提供があり、登城して姿を確認。左目の傷や尻尾の模様でなつめくんと分かった。

 難波さん方と同城は直線距離で6キロ近く離れ、天守は標高約430メートルの山上。「歩いてたどり着けたのは奇跡」と妻の恵さん(40)は元気な姿を喜ぶ。すぐにでも連れて帰りたかったが、城を離れず伸び伸びと過ごしており、市観光協会も備中松山藩出身の新選組隊士・谷三十郎にちなみ「さんじゅーろー」と名付けてPRの準備を進めていたため、手放すことを決めた。

 「無事が分かっただけでもうれしい。居たい場所に居させてやりたい」と難波さん。去勢手術を受けさせた上で、PR大使の任命式や撮影会などを計画する市観光協会は「難波さんの思いを大切に世話を続け、さらに人気が広がるようにしたい」と感謝している。
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