ローストビーフで名画表現 倉敷商・宮崎さん料理コン最優秀
倉敷ロイヤルアートホテル(倉敷市阿知)が、大原美術館(同市中央)の名画をモチーフに募集した料理のアイデアコンテストで、倉敷商業高2年宮崎千洋さん(16)が最優秀賞に輝いた。エドガー・ドガの名作を基に考案した斬新な一皿で、優秀賞2点とともに18日からランチメニューに登場する。
コンテストは2013年から高校生対象に開催。今回は288作品が寄せられ、同ホテルの従業員らが入賞候補5点を選定。ホームページなどで一般投票を行い、最優秀賞と優秀賞を決めた。
宮崎さんが選んだのは「ひと目で引き付けられた」というフランス印象派の画家・ドガの「赤い衣裳(いしょう)をつけた三人の踊り子」。踊り子を厚めのローストビーフ3枚で表現。緑色のバジルソースで味と見た目にアクセントを加え、黒皿で高級感を演出している。
8日に同ホテルで表彰式があり、今村隆英総支配人が表彰状を授与。料理を再現した同ホテル1階のフレンチレストラン「八間蔵(はちけんぐら)」の料理長からは「全体の色彩がきれい。西洋料理には使わない黒皿が斬新で、実際に作ってみるとマッチしていた」と評価を受けた。
最優秀と優秀賞の3作品は、八間蔵で「蔵と名画コラボランチ」として12月4日まで販売する。宮崎さんは「絵の雰囲気をうまく出せた。美術館とおいしいランチで、名画を二度楽しんでほしい」と話した。
コンテストは2013年から高校生対象に開催。今回は288作品が寄せられ、同ホテルの従業員らが入賞候補5点を選定。ホームページなどで一般投票を行い、最優秀賞と優秀賞を決めた。
宮崎さんが選んだのは「ひと目で引き付けられた」というフランス印象派の画家・ドガの「赤い衣裳(いしょう)をつけた三人の踊り子」。踊り子を厚めのローストビーフ3枚で表現。緑色のバジルソースで味と見た目にアクセントを加え、黒皿で高級感を演出している。
8日に同ホテルで表彰式があり、今村隆英総支配人が表彰状を授与。料理を再現した同ホテル1階のフレンチレストラン「八間蔵(はちけんぐら)」の料理長からは「全体の色彩がきれい。西洋料理には使わない黒皿が斬新で、実際に作ってみるとマッチしていた」と評価を受けた。
最優秀と優秀賞の3作品は、八間蔵で「蔵と名画コラボランチ」として12月4日まで販売する。宮崎さんは「絵の雰囲気をうまく出せた。美術館とおいしいランチで、名画を二度楽しんでほしい」と話した。