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井原の「片岡球子展」会期中盤 個性的な作品世界にファン浸る

初期の人物画などが並んだ「片岡球子ー情熱の日本画」展会場

 井原市立田中美術館(同市井原町)で開かれている特別展「没後10年 片岡球子―情熱の日本画」(山陽新聞社共催)は会期中盤。10日も多くのファンが訪れ、ダイナミックで個性的な作品世界に浸っていた。

 札幌市生まれの球子(1905~2008年)は、女子美術学校(現・女子美術大)を卒業後、小学校教諭として働きながら制作に励んだ。型破りな構成や色彩が「ゲテモノ」と評されながらも自己の芸術を追求、日本画壇に新風を吹き込んだ。1989年文化勲章受章。

 特別展では、身近な人々をモデルにした初期の人物画、日本各地を写生して生まれた風景画、晩年に新境地を開いた裸婦の「ポーズ」シリーズなど計約40点を展示。個性的な顔つきと屈強な体の修行僧を描いた「祈〓(きとう)の僧」、木々の向こうにそびえる白い富士を重厚なタッチで際立たせた「伊豆風景」などが来場者の目を引いている。

 倉敷市の男性(65)は「昔から球子の富士が気に入っている。色使いがなんともいいですね」と話していた。

 11月4日まで。月曜休館。10月16日から一部展示替えを行う。

〓は示ヘンに「寿」の旧字体
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