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豪雨被災生徒との向き合い方学ぶ 矢掛で震災経験者講師に教員研修

東日本大震災の経験を踏まえ、被災した生徒との向き合い方について話す佐藤さん

 西日本豪雨で被災した高校生たちの心のケアに関する研修会が9日、矢掛高(岡山県矢掛町矢掛)で開かれた。被災した生徒が多く通う同高をはじめ、近隣の総社、総社南、真備陵南高の教職員ら約40人が参加。東日本大震災を経験した宮城県女川町の元中学教諭佐藤敏郎さん(55)=同県石巻市=から、ストレスを抱え込んだ生徒との向き合い方などを学んだ。

 佐藤さんは「教諭として、震災に遭った生徒たちに現実とどう向き合わせたらいいか悩んだ」と言い、「人の生や死を題材にした教材をあえて避けず、命について考える機会を設けた」と話した。自由に俳句を作る授業を行ったところ、生徒たちが地震や津波で家族や友人を亡くした悲しみをしっかりと受け止め、思いをつづったというエピソードを紹介した。

 参加者からは「どこまで立ち入っていいのか」「表情は明るくても本心は分からない」といった声が上がり、佐藤さんは「経験した被害の程度により、生徒間でストレスの度合いは異なる。一人一人と丁寧に向き合ってほしい」と呼び掛けた。

 研修会は東日本大震災の被災地などで子どもたちの学習支援などに取り組む認定NPO法人カタリバ(東京都)が企画。同法人は西日本豪雨発生後、岡山県内で被災した生徒の支援活動に取り組んでおり、避難先から矢掛高に通う生徒のため、スクールバスの運行なども行っている。
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