文字

台風で県内交通打撃、道路崩落も 岡山駅閑散、空や海の便も欠航

濁流にえぐられ、一部が崩落した市道=30日午後5時44分、高梁市川上町地頭

在来線が全線で運休し、閑散としたJR岡山駅中央改札口=30日午後1時30分

 台風24号の影響で、岡山県内は30日、強い雨や風に見舞われ、JR在来線が全線で運休するなど、空や海の便を含めて交通機関が乱れた。冠水などによる道路の通行止めや停電も相次ぎ、県民生活を直撃した。

 岡山地方気象台によると、午後9時までの24時間降水量は真庭市蒜山上長田196・0ミリ、井原市185・0ミリ、鏡野町上斎原169・0ミリなど多くの地点で100ミリを超えた。最大瞬間風速は岡山市中心部で31・8メートル(同6時47分)、奈義町で30・0メートル(同8時28分)を観測した。

 県内のJR在来線は午前中に姫新、因美など4路線で順次運転を取りやめ、午後2時台までに瀬戸大橋、津山線など残る6路線も運休。山陽新幹線は同2時台に岡山駅を出た列車を最後に運転を見合わせた。

 岡山駅には運休を知らせる掲示板が設置され、改札口は閑散とした。桃太郎線(吉備線)で帰宅する予定だった岡山市北区、会社員男性(28)は「朝は利用できたので帰りも動いていると思った。タクシーで帰るしかない」と話した。

 井原鉄道の井原線も終日運休。水島臨海鉄道は正午すぎから上り線、午後1時から下り線の運転を見合わせ、旅客と貨物の計48本が運休し、約1500人に影響した。

 岡山桃太郎空港では、東京便など12便が欠航。県内と四国、島しょ部とを結ぶフェリー・旅客船も終日運航を見合わせた。

 高速道路は午後9時現在、瀬戸中央自動車道の児島インターチェンジ(IC)―坂出IC間、岡山自動車道の岡山総社IC―北房ジャンクション(JCT)間など5区間が全面通行止め。県管理の一般道は同8時現在、冠水や土砂崩れの恐れがあるとして、高梁市など県北西部を中心に37カ所が全面通行止めとなっている。

 高梁市川上町地頭では領家川の水位が上昇。並行して走る市道の地盤がえぐられ、ガードパイプが歩道ごと崩落した。

 県は大雨に伴い、旭川水系の旭川ダム(岡山市)や高梁川水系の河本ダム(新見市)で放流量を増やして対応。

 中国電力岡山支社によると、午後9時までに倒木で電柱が折れるなどして倉敷市や吉備中央町など8市町の延べ約5200戸で停電が発生した。
カテゴリ:

【気象・災害】の最新記事

ページトップへ

ページトップへ

facebook twitter rss

▼山陽新聞社運営サイト
さんデジタウンナビ | 岡山の医療健康ガイド | マイベストプロ岡山 | 47CLUB | さん太クラブ | おかやまリフォームWEB | LaLa Okayama
山陽新聞カルチャープラザ | 建てる倶楽部 | 山陽新聞進学ガイド | 山陽新聞プレミアム倶楽部 | まいられぇ岡山 | 囲碁サロン
▼関連サイト
47NEWS | 今日のニッポン
掲載の記事・写真及び、図版などの無断転記を禁じます。すべての著作権は山陽新聞社、共同通信社、寄稿者に帰属します。

Copyright © The Sanyo Shimbun. All Rights Reserved.