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渋野選手、プレーで地元に元気を レディース杯 被災の平島地区在住

声援を送ったギャラリーとタッチを交わす渋野日向子選手(左)=東児が丘マリンヒルズGC

 一打一打に特別な思いをこめた。14日開幕した女子プロゴルフのステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」に挑んだルーキーの渋野日向子選手(19)は、7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山市東区平島地区在住。「地元に元気を届けたい」と思うようにスコアを伸ばせない中にあっても笑顔を絶やさず、粘りのプレーを見せた。

 渋野選手は平島小2年で競技を始め、作陽高2年時に全国高校選手権の団体で日本一に立った。上道中時代は岡山県ジュニア選手権を3連覇するなど、将来を嘱望されてきた。

 その光景に目を疑った。豪雨の後、丘の上にある自宅から見た街は泥水に覆われ変わり果てていた。スポーツ少年団でソフトボールに明け暮れた平島小のグラウンドも水に漬かり、校舎には大量の土砂が流れ込んだ。「あぜんとした。育った場所がまさかこんなことになるとは思わなかった」

 直後に臨んだ4日間にわたるプロテスト。3日目までは合格ラインに1打足りていなかったが、「何が何でも通過して良い報告をする」と最終日に4アンダーと猛チャージし、2度目の挑戦で夢をかなえた。

 持ち前の諦めない姿勢は山陽新聞レディースでも結ぶ。イーブンで迎えた最終18番、ロングパットを沈めてイーグルを奪うと笑顔でガッツポーズ。地元から駆け付けた大応援団を大いに沸かせた。「支えてくれる人たちの前でバーディーをたくさん取って喜んでもらいたい。精いっぱいのプレーを見せる」。首位と7打差の2アンダー、31位からスタートする2日目も力を尽くす。
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