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豪雨被害の井原線が全線復旧 県内の鉄道の不通は全て解消

不通区間の運転が再開された井原線に乗り込む利用客=3日午前7時33分、清音駅

 井原鉄道の井原線で3日、西日本豪雨による浸水被害を受けた倉敷市真備町地区など、不通だった総社(総社市)―三谷(岡山県矢掛町)間の運行が再開された。同線は約2カ月ぶりに全線が復旧し、豪雨に伴う同県内の鉄道の不通区間は全て解消された。

 3日は始発から上下線とも通常ダイヤで運行し、「がんばろう岡山」などと書かれたヘッドマークを付けた車両が走った。清音駅では午前7時半すぎ、上下線の列車がほぼ同時にホームに到着。多くの通勤・通学客が乗降する被災前に近い光景が見られた。

 総社―三谷間は7月18日以降、代替バスが運行されており、通学のため清音駅から井原線下り列車に乗った矢掛高2年の女子生徒(16)は「家を出る時間がバスより30分遅くていいので、運転再開はうれしい」と話した。

 同線は高架や盛り土の上を走るため、線路の被害は少なかったが、真備町地区にある3駅(川辺宿、吉備真備、備中呉妹)の信号、通信設備は地上に設置しており、冠水により故障。部品の調達に時間を要した上、設備修理や点検、試運転が必要で復旧が長引いたという。代替バスは9月2日で終了した。

 同線は豪雨の影響で7月6日から全線で運休。同10日からは被害の少なかった神辺(福山市)―三谷間のみで運行していた。岡山県内のJRは8月31日までに全線で運行を再開している。
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