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石本女流初段が初の4強進出 倉敷藤花戦の挑戦者決定T対局

上川二段を下した対局を振り返る石本初段(右)=青森県おいらせ町

 女性将棋の公式タイトル戦「第26期大山名人杯倉敷藤花戦」(日本将棋連盟、倉敷市、同市文化振興財団、山陽新聞社主催)の挑戦者決定トーナメント準々決勝、上川香織女流二段―石本さくら女流初段の対局が26日、故大山康晴15世名人(倉敷市出身)ゆかりの青森県おいらせ町であり、後手の石本初段が164手で勝ち、初の4強進出を決めた。

 相振り飛車の戦型から石本初段が仕掛け、局面をリード。上川二段の粘りで一時は混戦となったが、石本初段が巧みに寄せ切った。

 石本初段は「中盤までうまく指せたが、決め方が分からず踏み込めなかったのが反省点。次局は姉弟子との勝負なので、最善の準備で臨みたい」と振り返った。準決勝は谷口由紀女流二段と顔を合わせる。

 対局は、大山名人が晩年にたびたび足を運んだ縁から、将棋による地域振興に取り組む同町の「全国将棋祭り」のメインイベントとして行われた。大山名人の弟子で立ち会いを務めた有吉道夫九段(備前市出身)と西村一義九段が大盤解説し、大勢のファンが熱戦を見守った。

 トーナメントの覇者は4連覇を狙う里見香奈倉敷藤花(女流王座、女流名人、女流王将)に挑む。
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