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岡山市のハザードマップに誤表示 浸水の恐れの避難所が「○」に

 岡山市が作成している洪水や土砂災害の危険箇所を示す「ハザードマップ」(危険予測地図)で、浸水が想定されているのに「浸水しない」などと誤って表示された避難所が少なくとも10カ所に上ることが市への取材で分かった。西日本豪雨では避難していた住民が浸水のため急きょ、場所を移動するケースも発生。市は謝罪するとともに他にミスがないか点検を進めている。

 マップは2016年3月の作成で、浸水の深さや区域を色分けした浸水予測図と、避難所と津波避難ビルの計450施設ごとの安全性を示した一覧表で構成。安全性は、浸水しない施設を「○」、浸水の恐れはあるものの同一敷地内に2階以上へ「垂直避難」できる建物があれば「△」、洪水では避難できないものは「×」と記号で表示している。

 市危機管理室によると、これまでに判明した誤表示はいずれも同市東区の避難所=別表。10カ所のうち9カ所は浸水想定区域にあり、避難できなかったり、浸水の恐れがあるのに「○」を付けていた。このうち、本来は「△」の平島小(東区東平島)では、西日本豪雨で約1・2キロ離れた旭川水系・砂川の堤防が決壊して、7月7日未明に体育館が浸水。避難していた地域住民ら約10人は、隣接する校舎の2階へ逃げた。一方、浮田小(同沼)は高台にあり、浸水しないのにマップでは「×」とされていた。

 市は、平島小の浸水でマップの誤りに気付いて調査。作成した当時、浸水予測図を基に一覧表へ記号を入力した担当者が、何らかの原因でミスしたとみられるという。今月末をめどに全施設を点検し、その後マップを訂正する予定。

 市危機管理室は「あってはならないミスで申し訳ない。誤りを修正し、正しい情報の提供に努めたい」としている。
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