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豪雨被災した歴史資料を救出 岡山史料ネット 真備で活動本格化

泥をかぶった古文書などに応急処置を施す岡山史料ネットのメンバー

 被災した歴史資料の救出や保存に取り組むボランティア団体「岡山史料ネット」は21日、西日本豪雨で深刻な浸水被害を受けた倉敷市真備町地区で本格的な活動を始めた。

 同ネットの今津勝紀代表(岡山大大学院教授)らメンバー5人が、真備図書館(同町箭田)を訪問。公文書や戦後の旧真備町を写した航空写真、隣接する市真備歴史民俗資料館の古文書など水没したり泥をかぶったりした資料類に応急処置を施した。

 メンバーは手分けをして付着した泥を丁寧に取り除き、カビや細菌による紙の腐敗を防ぐため消毒用アルコールを振りかけた。資料は同大に持ち帰り、時間をかけて本格的な復元作業を行う。

 同ネットは今後、旧真備町の歴史を記録した「真備町史」の編集に使われた歴史資料を所有する個人や寺院を回り、必要に応じて資料の洗浄や応急処置の助言をする予定。

 今津代表は「古い資料は失ったら二度と取り戻せない貴重なもの。地域の歴史を守るため、微力ながら協力したい」と話している。

 真備図書館は豪雨で1階部分が完全に浸水し、本など約12万7千点が水没。市真備歴史民俗資料館も収蔵する土器や民具など約200点が被害に遭った。
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